「早稲田大学の各学部の偏差値ランキングが知りたい!」
この記事では上記の悩みを解决します。
10分で読めるのでぜひ一読ください。
早稲田大学の学部別偏差値ランキングと特徴
早稲田大学は学部によって、偏差値が違います。
ここでは早稲田大学の学部別偏差値ランキングと特徴を解説します。
1位 政治経済学部
早稲田大学の学部別偏差値ランキング1位は政治経済学部です。
偏差値は70.0~78.0。学科は政治学科、経済学科、国際政治経済学科の3つがあります
政治経済学部はグローバルに活躍できる人材育成を目指した学部。
たとえば留学生を積極的に受け入れることで、学部内に当たり前に外国人がいる環境を作っています。
また留学も奨励。留学プログラムは以下の5種類が設置されており、自分にあった留学を行えます。
・交換留学プログラム
・ダブル・ディグリープログラム
・コンセクティブ・ディグリープログラム
・早稲田大学留学センターが提供している留学プログラム
・私費留学
協定校はアジアに5校、オセアニアに1校、ヨーロッパに9校あるため、興味のある留学先が必ず見つかるでしょう。
慶應大 経済学部と比較してみよう
慶應大 経済学部の偏差値は67.5~83.0。
慶応大学経済学部の方が偏差値は高いといえます。
慶応大学経済学部の特徴は履修がAタイプ、Bタイプに分かれていること。
Aタイプは、「経済理論・数学先習型」で数学的な手法を重点的に学んでいきます。1年次から
・線形代数
・微分積分
が必修科目になっているため数学が苦手な人は覚悟が必要です。
一方、経済学部のBタイプは、「経済実態・歴史先習型」。過去の歴史から法則性を導き出す手法を学んでいきます。
同じ経済学部でも、どちらを選ぶかで学習内容が大きく変わることがわかりますね。
タイプが分かれていることでその分専門的に学ぶことができるでしょう。
2位 法学部
早稲田大学の学部別偏差値ランキング2位は法学部です。
偏差値は67.5~77.0。
法学部では自分の関心に合わせた自由な履修が可能です。
たとえば
・憲法、民法、刑法等の法律の基本専門科目
・発展的な応用力へとつなげる法律主専攻
・政治、経済、経営、文化等、法律以外の幅広い分野への見識を深める副専攻
があります。
授業は少人数制を導入。1年次の導入演習。2年からの法学演習、主専攻法学演習(ゼミ)、教養演習(副専攻ゼミ)など、常に少人数による教育を実施しています。
高校までの授業とは違いすべて自分で決めなければならない大学で、このような少人数授業があることは大きなメリットですね。
また法曹志望者は、大学院と連携した体系的・効果的な一貫教育である「法曹コース」プログラムが履修可能。
様々な進路に対応しています。
慶應大 法学部と比較してみよう
慶應大法学部の偏差値は67.5~84.0。偏差値は慶應大法学部のほうが高いといえます。
慶應大法学部の特徴はグローバル化に対応していること。
法学部は法律だけを勉強すればいいわけではありません。
歴史や自然科学、そして、世界で活躍するには外国語の習得も必要です。
レギュラーコースでは英語・ドイツ語・フランス語・中国語・スペイン語・ロシア語・朝鮮語・アラビア語の8言語のうちから2つの言語を選択し学びます。
一方インテンシブコースは週4回の授業。より集中して勉強したい人を対象にしており、レギュラーコースにするか、インテンシブコースにするかは、自由に決定できます。
また留学にも積極的で、2019年には110人の学生が留学に行きました。
同じ法学部でも早稲田大学と慶応大学では特色が違うことがわかりますね。
3位 商学部
早稲田大学の学部別偏差値ランキング3位は商学部です。
偏差値は70.0~75.0。
普通、商学部は企業がヒト、モノ、カネ、情報などの資源をどのように利用し、また、それによってどのようなビジネスを展開するかを中心に研究を行う場所。
しかし早稲田大学商学部では商学をビジネス研究だけでなく、経済社会を豊かにすることを目指す学問と捉えています。
そのため一般的な商学部よりも経済学の要素が色濃く反映された学部といえるでしょう。
商学部では学科をトラックと呼んでいます。トラックは全部で以下の6つです。
・経営トラック
・会計トラック
・マーケティング、国際ビジネストラック
・金融・保険トラック
・経済トラック
・産業トラック
様々な分野に分かれていることがわかりますね。
商学部では情報発信も行っています。受験を考えている生徒はぜひ覗いてみるといいでしょう。
慶應大 商学部と比較してみよう
慶應大商学部の偏差値は65.0~78.0。慶應大商学部は経営学、会計学、商業学、経済・産業学の4つのフィールドを網羅した学部。
大きな特徴は資格サポートが充実していることです。特に公認会計士試験合格者は47年間連続して大学別でトップの実績を誇っています。
なんと全合格者数の10%以上は慶應義塾大学の学生です。慶応義塾商学部出身の公認会計士・会計士補はすでに4, 000人を超えており、卒業後は確固たる地位を固めています。
商学部に入学すれば、社会にでてからも役に立つ知識がしっかりと身につくでしょう。
4位 国際教養学部
早稲田大学の学部別偏差値ランキング4位は国際教養学部です。
偏差値は67.5~76.0。
国際教養学部は2004年に設立され国際社会で活躍する人材の育成を目指した学部。
他の学部とは違い少人数での指導を行うとともに、多元的な視点、論理的思考を養うことに重点をおいたリベラルアーツ教育を行っています。
国際教育学部ではキャンパス内を多種多様な学生たちの交流の場と捉えています。そのため授業はすべて英語。日本語を母語とする学生は一年間の留学が必修です。
留学生も積極的に取り入れているため、日本にいながら様々な文化、背景、言語を学べます。
実践的な国際教育を行う国際教養学部は意欲の高い学生におすすめです。
5位 社会科学部
早稲田大学の学部別偏差値ランキング5位は社会学部です。
偏差値は70.0~78.0。
社会科学部は歴史のある学部。1966年に創設され、50年以上早稲田大学の看板学部として活動してきました。
しかし過去にとらわれているわけではありません。新しいものを次々取り入れて進化し続けています。
たとえば2009年度からは、「コミュニケーションをとりながら自己の考えを主張できる人材の養成」を目標に設定。カリキュラムを大幅にアップデートしています。
コミュニケーション能力が大事な現代にマッチした学習は、社会に出てからも役に立ちそうですよね。
また2011年には英語学位プログラムを開設。「英語による授業」で単位が取れるようになっています。
常に進化し続ける学部です。
6位 文化構想学部
早稲田大学の学部別偏差値ランキング6位は文化構想学部です。
偏差値は67.5~77.0です。
文化構想学部の特徴は魅力的な授業。他の大学にはない興味を惹かれる授業が行われています。
たとえば「人形」と「ホラー」の関係性をテーマにした授業では小説や映画を題材に恐怖について考えます。
・どんな要素に人は恐怖を感じているのか
・その要素はどう分類できるか
・各作品にどのような仕掛けが隠されているのか
などを解き明かしていくんですね。
他にも実際に編集を体験する授業などがあり、「楽しい!」と評判の高い学部です。
学べる分野は以下の6つ。
・多元文化論系
・複合文化論系
・表象・メディア論系
・文芸・ジャーナリズム論系
・現代人間論系
・社会構築論系
これをみるだけでも、興味が湧いてきますね。
7位 文学部
早稲田大学の学部別偏差値ランキング7位は文学部です。
偏差値は67.5~74.0。
早稲田大学の中でもっともたくさんのコースのある学部です。
具体的には以下の18のコースがあります。
・哲学コース
・東洋哲学コース
・心理学コース
・社会学コース
・教育学コース
・日本語日本文学コース
・中国語中国文学コース
・英文学コース
・フランス語フランス文学コース
・ドイツ語ドイツ文学コース
・ロシア語ロシア文学コース
・演劇映像コース
・美術史コース
・日本史コース
・アジア史コース
・西洋史コース
・考古学コース
・中東・イスラーム研究コース
自分の興味ある分野をしっかり学べるのはうれしいですね。
文学、歴史が好きな人におすすめの学部です。
慶應大 文学部と比較してみよう
慶應大学文学部の偏差値は65.0~81.0。
特徴は「文」に関するすべての領域を対象にしていること。カバーする領域は「文学」のイメージをはるかに超えており、「知」そのものといえるでしょう。
また専攻を決めるのは2年生からという特殊なカリキュラムを採用しています。学問の自由を大切にしている学部です。
8位 人間科学部
早稲田大学の学部別偏差値ランキング8位は人間科学部です。
偏差値は65.0~73.0。学科は以下の3つに分かれています。
・人間環境科学科
・健康福祉科学科
・人間情報科学科
医学や健康科学、健康福祉に関する理工学、臨床心理学、社会的な支援を必要とする人たちのための相談援助、医療や福祉のシステムや産業など人間に関する幅広い分野を学べる学部です。
文系、理系の壁がなく、自分の好きな分野をとことん学べます。理系学部ほど課題が多いわけでもないので、サークルを楽しみたい、趣味の時間もほしいといった人にもおすすめです。
9位 教育学部
早稲田大学の学部別偏差値ランキング9位は教育学部です。
偏差値は62.5~74.0。
教育学科の特徴は「教員免許取得を前提としない」こと。多様で最先端の学問を学べる学部となっています。
そのため学科も以下のように多様です。
・教育学科
・国語国文学科
・英語英文学科
・社会科
・理学科
・数学科
・複合文化学科
文系、理系にとらわれず興味のある分野を学べる学部はなかなかありません。早稲田大学、教育学部ならではの強みといえます。
実際、進路先も教員だけではありません。
・情報通信
・大学院
・メーカー
・専門サービス
・公務員
・教育
・金融
・商業
むしろその他の進路を選ぶ学生が多くなっています。
様々な興味関心を持った人間が集まる教育学部では、幅広い視野と豊かな人間性が身に着けられるでしょう。
10位 先進理工学部
早稲田大学の学部別偏差値ランキング10位は先進理工学部です。偏差値は65.0~71.0。
先進理工学部は物理や化学、生物系の学問、さらに医科学など幅広く学べる学部です。
以下のような 6つの学科があります。
・物理学科
・応用物理学科
・化学・生命化学科
・応用化学科
・生命医科学科
・電気・情報生命工学科
特徴は入試時点で学科を決める必要が有ること。基幹理工学部のように、2年次に希望する学科に進むのではなく、出願の時点で学科を決定します。
約七割の学生が大学院へ進学することも大きな特徴です。
入学前から自分の興味分野がはっきりしている人におすすめの学部になります。
11位 基幹理工学部
早稲田大学の学部別偏差値ランキング11位は基幹理工学部です。
偏差値は65.0~70.0。
コースは以下の7に分かれています。
・数学科
・応用数理学科
・機械科学・航空宇宙学科
・電子物理システム学科
・情報理工学科
・情報通信学科
・表現工学科
基幹理工学部は、科学技術の根幹をなす数学を土台とし
・応用数理
・機械科学
・航空宇宙工学
・材料科学
・電子物理システム学
・情報理工学
・情報通信学
・表現工学
を学びます。
特に2年次から学ぶ航空機械、情報理工、情報通信は面白いという評判が高く人気があります。
就活のサポートも十分で、就職活動のための講座、説明会の案内がメールで週数回届くほど充実。
しっかり勉強したい人にピッタリの学部です。
12位 創造理工学部
早稲田大学の学部別偏差値ランキング12位は創造理工学部です。
偏差値は62.5~70.0。
創造理工学部は「人間」「生活」「環境」という視点から、新しい科学技術を創造し、真の豊かな社会を実現することを目指した学部。
人間と密接な関係のある建築・エンジニアリング系の分野と、環境や社会基盤に関連する5つの学科が連携し、教育・研究活動を展開しています。
5つの学科とは次のとおりです。
・建築学科
・総合機械工学科
・経営システム工学科
・社会環境工学科
・環境資源工学科
どの授業もレベルが高く、環境に対しての考え方が360°変わったという声もあるほどです。
13位 スポーツ科学部
早稲田大学の学部別偏差値ランキング13位はスポーツ科学部です。
偏差値は68.0~71.0。
スポーツというテーマを通して、生理学、栄養学、運動力学といった自然科学系の学問はもちろん、経営学、社会学、教育学という人文・社会学系やコーチング学も学びます。
自分の体験と照らし合わせながら授業を聞けるのは大きなメリットですね。
また五郎丸歩選手など、世界で活躍するスポーツ選手の出身学部であることも特徴。講師、学生ともに志の高い学生が多く、刺激的な学生生活を送れます。
まとめ
ここまで早稲田大学の学部別偏差値ランキングを解説してきました。ランキングを知ると同時にどんな学部があるのかわかったのではないでしょうか。
ぜひ志望校を決めるさいの材料にしてください。