早稲田大学の入試が難化した理由とは?難しさを例えると?

偏差値70前後の学部学科が数えきれないほど存在する早稲田大学。少子化が進み、子どもの数はどんどん減っていく中で早稲田大学は常に人気。そんな早稲田大学はここ数年で難化したとされています。なぜ難化したのでしょうか。

今回は早稲田大学の入試が難化した理由や入試の難しさ、入試制度などをご紹介します。

早稲田大学の入試が難化した2つの理由

早稲田大学の入試がなぜ難しいと言われるようになったのか、その理由を2つにまとめました。

定員が厳格化し倍率が上昇したから

ここ数年、入学定員を厳格化し、全体の入学定員が8,000人以上の大規模校の場合は定員の1.1倍までしか受け入れられず、これを超えて入学させると補助金削減の対象になるため、厳格化せざるを得ませんでした。そのため、合格者はほぼ据え置きで、受験人数が増えればそれだけ倍率が高まります。

倍率が上昇するということは、合格最低点が上がることを意味しておりもっと勉強をしないと合格できないという状況を作り出しているのです。ただでさえ、早稲田は難関大学ですが、より難しさが際立つ状況となっています。

推薦枠が増加し一般入試枠が減少したから

早稲田大学では、AO入試や推薦入試の枠はここ10年で一気に増やしており、2017年の段階で4割程度にまで増えています。これを過半数を超え、6割程度にまで増やすのではないかと言われており、そうなれば更なる難化が想定されます。

定員の厳格化と一般枠の減少は更なる競争を生み出し、偏差値上昇などに反映されるため、少数精鋭のハイレベルな戦いが考えられます。少数精鋭のハイレベルな戦いとなれば自然と難化するのは当然です。

早稲田大学の入試の難しさを例えると?

早稲田大学の入試の難しさはどれくらいの難しさなのか、偏差値などからチェックしていきます。

偏差値はほとんどの学部で上位

私立大学の偏差値ランキングを見ると、文系・理系共に早稲田が上位を席巻しています。文系であれば文化構想学部と文学部が共通テスト併用の入試で偏差値70をオーバーし、複数の学部・学科も追随しています。ライバルである慶應などもいくつか入っていますが、その数は早稲田が凌駕している状況です。

私立は慶應医学部にトップを譲りましたが、理工系3学部を中心に偏差値は高く、理系大学のトップと言われる東京理科大学を上回る学部がいくつもあります。このように文系・理系共にランキング上位を席巻し、ライバルや理系大学よりもその上を行くところが早稲田大学です。

倍率5倍以上の学部も多い

偏差値がかなり高い早稲田大学ですが、そのブランド力はいまだに衰えることがなく、人気は継続しています。その証拠に倍率が高い学部が数多く存在します。2022年度入試では文学部が全体で8倍、教育学部が6倍、文化構想学部が9倍近く、社会科学部が9倍越えと簡単に倍率5倍を上回っています。

一方で、政治経済学部は3倍程度と一見すると人気がないように見えますが、偏差値は落ちていないため、よりハイレベルな戦いを求められるうちに、記念受験をする人が減り、強く志望する人や国公立志望者の滑り止めとして受ける人による少数精鋭の戦いになったと考えられます。いずれにしてもいばらの道であることは確かです。

難化した早稲田大学の合格への第一歩!入試制度を知ろう

相当な難化を見せる早稲田大学ですが、入学するルートはいくつか用意されています。早稲田大学の入試制度についてご紹介します。

一般選抜

早稲田大学において入試制度のメインとなるのが一般選抜です。現状ではまだ過半数の学生を一般選抜を通じて採用するほか、定員厳格化制度の一部緩和も今後から始まるとされており、難化している状況ではありながらも、一般選抜から入学することを考えた方が、努力が報われやすいという部分があります。

英語4技能テスト利用には落とし穴とメリットがある

一部の学部では英語4技能テストを利用する方式があります。英語4技能テスト利用入試は英検などの点数を活用して、一般入試の英語の点数に置き換えることができます。入試の時だけ調子を落として本来の結果が出ずに終わることを防ぎ、本来の実力で判断してもらえます。

外部試験なので様々な外部試験を何度も受けられるため、成績のいい外部試験を活用できるのが大きなメリットです。裏を返せば、みんなが同じことを考える分、高い点数での勝負になりやすく、そこでライバルに差をつけるのは大変難しく、場合によっては余計に差をつけられることも。

そして、早稲田の場合は準1級以上の実力が問われやすく、高3の早い時期に英検準1級レベル以上を確保しないといけないというジレンマも。より早めに勉強をし始めないとライバルに勝てない状況になる可能性もあります。

大学入学共通テスト利用入試

慶應義塾大学では一切用いない大学入学共通テストですが、早稲田は積極的に利用しています。政治経済学部では得点率が8割後半がボーダーとなりますが、政治経済学部は5教科7科目での勝負となるので、5教科7科目の得点率が8割後半以上でないと合格の可能性は落ちます。

大学入学共通テスト利用入試は、国公立大学を狙う学生が利用して早稲田合格を滑り止めとするような状況と考えた方がよく、私立に的を絞った学生が受けるのは無謀に近いと言えます。

自己推薦入試

自己推薦入試は社会科学部とスポーツ科学部で実施されています。いずれも書類審査が行われ、社会科学部の場合は小論文と面接、スポーツ科学部は面接のみとなります。評定平均や欠席日数などの制限もありながら、確かな実績を高校時代までに残している人は自己推薦入試が受けられます。

社会科学部の場合、倍率は高く、特に2022年度入試はより厳選された傾向とあるため、自己推薦入試すら「難化」している可能性があるため、今後の推移に注目です。

AO方式等による入試

AO方式等による入試は、6つの学部で実施されています。先進理工学部では数学オリンピックなどで実績を残した人物を対象にしているほか、スポーツ科学部は既に国際的に活躍する人物を対象とするなど、それぞれの学部でそれぞれの基準の中でAO入試が行われます。

国際教養学部の場合、国内選考と国外選考の2つが用意され、インターナショナルスクール出身者が国外選考に入るなど、多様性を感じさせる手法での入試が行われています。

FACT選抜

FACT選抜は人間科学部で行われる入試制度の1つです。2022年度までは学校推薦型選抜とされていましたが、2023年度からは総合型選抜に変更されています。FACT選抜は、「対話」、「論理」、「表現」、「分析」、「省察」の5つの力が求められ、論述試験などを通して選抜されます。

総合型選抜となるため、評定平均の基準も設定されていますが、数学と理科、国語の評定が問われやすくなっているのが特徴です。

新思考入試

新思考入試は、「地域への貢献」というテーマを持って行われる入試形式で、全都道府県から受け入れることを目標に掲げています。2024年度入試からは新思考入試から「地域探究・貢献入試」に変更されるため、地域への貢献をより前面に打ち出した入試に代わっていくことが想定されます。

指定校推薦入試

指定校推薦入試は社会科学部とスポーツ科学部以外の学部で行われる入試形式です。全国各地の高校に指定校推薦の枠が与えられ、高校内でその枠のセレクションを行うことになります。品行方正で成績上位の人物が選ばれやすく、よほどのことがない限り、不合格になることはない入試です。

早稲田大学のねらい目の学部

難化が進む早稲田大学において狙い目の学部はどこにあるのか、最後にご紹介します。

たくさんのチャンスを得られる「文学部・文化構想学部」

文化部と文化構想学部は共通テスト利用入試や英語4技能テスト利用入試など入試方式がいくつかあるため、英語に自信があればそれだけチャンスが広がります。文化部と文化構想学部は元々成立ちは同じで、文学部の再編をきっかけに文化構想学部が独立した形です。

このため、選抜方法なども似通っており、どちらを受験しても親和性があるために多くのチャンスが与えられます。大学に入ってからも劇的に方向性が違うわけではないため、どちらの学部に入っても文学的な学びはできるのでおすすめです。

準備が遅れても勝負できる「教育学部」

教育学部もチャンスの多さという点では面白い学部で、特に英語がそこまで得意ではない学生からすれば他の科目で十分に挽回できる可能性を秘めています。

注意したいのは学科が多く、学科によっては偏差値によって相当なばらつきがありますが、専門性の高い学科もあるため、偏差値だけで選んで入ると苦戦することもあるため、注意が必要です。

まとめ

早稲田大学は難化傾向にあり、その影響が慶應やMARCH、日東駒専までに波及していると言われています。一方で、確かな勉強を時間をかけて行っていけば合格することは間違いありません。難化といっても圧倒的な学力を身につければ関係ないといえばそれまでです。

多様性を感じさせる早稲田大学なので、入試制度も豊富にあり、特に地方に住む学生にとって魅力的な制度がいくつもあります。入試制度を含め、しっかりと対策を立てて、早稲田攻略を目指しましょう。

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